気持ちよく晴れた日に静岡県最南端の岬「御前崎灯台」を訪ねる
静岡最南端の「御前崎灯台」を訪ねる
「御前崎灯台」は、静岡県最南端の御前崎市にある灯台。静岡県の南端というと南伊豆町の石廊崎も頭に思い浮かびますが、グーグルマップで確認するとわずか数百メートルの差で御前崎灯が最南端になっていました。
駐車場から灯台に向かう
灯台のすぐ目の前にある市営駐車場(24時間無料)に車を止めて灯台に向かいます。駐車場の隣には波型のオブジェとベンチがある広場と公衆トイレがあります。
ちなみに、こちらが御前崎灯台の周辺案内図です。灯台の周辺にいろいろと見どころがあるようです。
御前崎灯台へ続く階段を上る
こちらが御前崎灯台に続く階段。管理人がここを訪ねたのは1月7日の10時ごろでしたが、緑の木々が豊富に生い茂っていてまるで夏のような雰囲気です。
階段の中間地点にある「地球が丸くみえるんだい」付近からの眺め。青い海に映える白い波が最高にきれいです。
ちなみに、こちらが「地球が丸くみえるんだい」です。
海を眺めて振り返るとさらに急な階段が・・・でも、残りは半分です。頑張って上りましょう。
御前崎灯台を見学する
階段を上り終えていよいよ御前崎灯台にたどり着きました。灯台の向こうの空は雲一つない青空。まさに最高の天気です。
灯台の目の前にある建物で見学料(中学生以上300円)を支払い、さっそく灯台に入ると右手に狭い螺旋(らせん)階段が見えました。どうやらこの階段を上るようです。
こういう狭い螺旋(らせん)階段を上るというのも、なかなかできない貴重な体験です。御前崎灯台に行ったら躊躇せずに上りましょう。
このまま螺旋(らせん)階段が続くと思っていましたが、なんと、最後の最後に急な鉄製の階段・・・というか梯子が出現。しかも、上の階に入る開口部はかなり小さいので、体や持ち物(カメラなど)をぶつけないように注意する必要がありそうです。
鉄製の急な梯子を上りきって灯台の心臓部にたどり着きました。見上げると巨大なレンズとそれを回転させるモーターが見えます。ランプ自体はそれほど強いものではありませんが、その光を増幅するレンズがもの凄いという感じです。
灯台心臓部の見学に続いて、灯台の外側にあるベランダを一周します。天気は良かったのですが風が結構強かったので、高いところが好きな管理人でもちょっと怖かったです。
御前崎灯台のベランダから西方向の眺め。奥に見える丸い筒状の建造物は自衛隊のレーダーで、さらに奥には浜岡原子力発電所が見えます。ベランダからの眺望を10分ほど楽しんだので、そろそろ灯台を降りて地上に戻ることにします。
帰りは最初に最大の難関がやってきます。そうです例の急な梯子です。一見楽に降りれそうに見えましたが降りれません。管理は中肉中背ですがあちこち体をぶつけながら降りました。
無事に灯台を脱出して灯台前の広場「ウミエール」を歩いていると、レンガの遺跡のようなものがありました。どうやら御前崎灯台はこのレンガを二重に積んで(イギリス積み)作られているようです。
灯台前広場「ウミエール」にはベンチがあります。
ウミエールをさらに西に歩くと「椿の休憩所」へ続く小道がありましたが、次回の楽しみにして今回は戻ることにします。
再び急な階段を降りて駐車場に戻ります。遠くに駐車場と広場が見えます。今日は駐車場がガランとしてますが、7日前の元日には初日の出を見に来る人で賑わったことでしょう。
上りはきつかった階段も、さすがに下りは楽ちんです。
最後に駐車場の海側にあった「静岡県最南端の岬」の標を見学します。
標の奥はすぐ海になっていたので海水に触ろうと思いましたが、風が強くコンクリートにも「すべりやすい」と大きく書いてあったのでやめました。
といことで、最後は静岡県南端岬の標からしばらく海を眺めました。
備考・その他
御前崎灯台の見学はなかなか楽しかったです。管理人はほとんど有料の観光施設を見学することはありませんが、御前崎灯台はとても貴重な建造物なので300円を出してでも見学する価値がありますね。(^^♪
<使用機材など>
カメラ:富士フィルム X-T1
レンズ:XF18-55mmF2.8 R LM OIS
画像処理:RawTherapee 5.8
御前崎灯台のデータ
見学時間:9時~16時(3~10月の土日などは16時半まで)
駐車場:あり(24時間無料)
トイレ:あり(駐車場、灯台横)
自動販売機:あり(駐車場横)
問い合わせ:御前埼支所 0548-63-2550
~ 公式サイト ~
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