さくら市早乙女の奥州街道(古道)を訪ねる
奥州街道の古道を訪ねる
栃木県さくら市の早乙女というところに、さくら市の指定文化財に指定されている奥州街道の古道があります。
古道というと三重県の「熊野古道」があまりにも有名で、「古道=熊野古道」とイメージしがちですが、実は、古道というのは単純に「使われなくなった道」のことなので、全国各地に多数存在しているのです。
~ 入口の看板に書かれている解説 ~
奥州街道(古道)
慶長6(1601)年、徳川幕府は全国支配のため、江戸と各地を結ぶ五街道の整備を始めた。奥州街道は、慶長9(1604)年、東山道(関街道)に代わり正街道となり、奥州の諸大名の参勤交代や、奥州と江戸を結ぶ、文物交流の中心的な役割を果たした。
奥州街道は、日本橋から宇都宮宿までは日光街道と重複し、宇都宮宿から分岐して白河へ向かう。
さくら市には、奥州街道のほか、会津中街道、会津西街道、原街道の結節点となり、交通の要衝地として栄えた氏家宿と、喜連川公方の城下町でもあり、また、あゆの寿司で全国的に名を馳せた喜連川宿があった。
この古道は、たびたび山腹が崩壊するなど、難所の一つであったため、明治13(1880)年迂回路が開削されたことにより、往時の姿をとどめている。
行ってきた感想
さすが「古道」です。普通の山道とは何かが違います。一歩入ると古い時代にタイムスリップしたような感じになります。怖がりの人は昼間でも通れないかもしれませんね。(^^ゞ
場所・マップ
セブンハンドレッドクラブというゴルフ場とニッカウヰスキーの栃木工場の間にあります。駐車場はありませんが、入口に車1台分の空きスペースがあるので、そこに駐車して古道を散策できるかと思います。
それでは・・・(^^♪
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