ひっそり静まり返った那須塩原「大沼園地」を訪ねる
奥塩原「大沼園地」とは?
「大沼園地」は栃木県那須塩原市の塩原にある沼で、管理人が定期的に通っているお気に入り場所です。
この園地の見どころは、入ってすぐ左手にある水芭蕉の群生地、葦が群生する湿地帯、そして、木道を歩いた一番奥にある大沼でしょう。
大沼園地の駐車場に到着したのは日も傾いた16時ごろ。カメラを持って園地に入ろうとしたところ、園地の案内板の横に工事中を知らせる2枚の看板を発見。
工事内容を読んでみると、大沼付近の木道の一部(おそらく100mくらい)が工事により通行止めになっているとのことです。通行止めの期間は令和3年で日付は未定でした。
水芭蕉の群生地を見学
ということで、今回は大沼まで歩くのをあきらめて、水芭蕉の群生地と、葦の群生地手前の湿地を見学することに・・・。下の画像の奥に見える木道がミズバショウを見学するための木道です。
木道に入るとすぐに緑色の植物が地面に群生しているのが確認できました。おそらく、この緑色の植物がミズバショウだと思いますが、花はとっくに終わって葉っぱだけになっていました。間違っていたらすいません。m(__)m
木道をさらに進むと地面が湿原になっていて、その中の一部の場所がネットで保護されていました。
これがネットで保護されている場所ですが、よく見ると水芭蕉だけでなく水草も一緒に保護しているようです。野生動物から保護しているのだと思いますが、どんな動物がここを荒らすでしょう・・・?
続いて葦の湿地帯の近くへ
水芭蕉の群生地の見学を終えて、今度は葦の群生地の近くまで行ってみることにします。画像の奥に見えるのが葦の群生地で、その手前の小さな池のようなところに、いろいろな生き物が生息しています。
葦の群生地手前の木道まで来ると、湿地帯の水たまりがあります。ここは、葉っぱに泡状の卵を産み付けるモリアオガエルが生息するところです。モリアオガエルが木の葉に卵を産むのは5~6月頃でしょう。
木道の左手にある池。たくさんのカエルの鳴き声が響いていたので、これはもしや・・・と思って水の中を探してみたところ・・・
やっぱり、ありました。下の画像の中央にある黒っぽい丸いボール、これはまさしくカエルの卵です。(^^♪
カエルの卵を発見したところで、そろそろ日が暮れそうなので家にカエルことにします。(^^♪
何気なく見上げると、雲ひとつない空にぽっかりと月が昇っていましたが、黄昏時に月を見ると気持ちが落ち着くのはなぜでしょう・・・不思議です。
~ 大沼園地のマップ ~
駐車場:あり(10台以上)
公衆トイレ:あり
休憩室:あり
商業施設・売店・自動販売機:なし
備考・その他
<大沼園地の情報>
紅葉が美しい那須塩原「大沼園地」は日本最初の自然研究路! | 栃木県 | LINEトラベルjp 旅行ガイド
<案内チラシ>
http://www.siobara.or.jp/vc/pdf/inf-hiking19.pdf
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